タキロンシーアイシビル株式会社 

 

 

 ダイプラハウエル管 施工実績例


 
 

盛土内排水

工業団地造成工事に伴う地下排水工

工事名:青森中核工業団地整地工事
施工場所:青森県青森市大字野木字山崎
発注者:地域振興整備公団
施工:平成8年7月~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1500

1.工事目的
 本工事は造成に伴う盛土にお いて、既設水路の暗渠化(地下排 水)を行うために、ダイプラハウエ ル管が採用された。既設オープン 水路に合わせた曲率配管を行っ た。
 

2.ダイプラハウエル管の特性 
要 求 性 能
特    性
曲りに対応出来る管材が要求された。 継手部で許容値以内の曲げ接続が可能。
曲管の製作が要求された。 あらゆる角度の曲管の作成が可能。
水密性が要求された。 5%扁平までの止水性の確保が出来る。



急傾斜地排水

工事名:台濁沢排水施設設置・その2工事
施工場所:茨城県大洋村
発注者:建設省 常陸工事事務所
施工:平成5年2月~
使用管種:ダイプラハウエル管(1種)φ1100 延長81m

1.工事概要
 国道51号線の雨水排水路として、平均約25%の急斜面にダイプラハウエル管(1種)を布設した。



2.ダイプラハウエル管の特性 
要 求 性 能
特    性
急斜面での施工法の問題から軽量性が求められた。 管の重量が軽い。φ600(1m当たり)
●ダイプラハウエル管(1種)19.0kg
●塩ビ管(VU)52.6kg
●ヒューム管(B型)271kg
土砂等の流入に対する耐摩耗性が要求された。
高い水密性が求められた。
ガスケット接合により水密性が高い。
工期短縮を図りたい。 軽量・長尺の為施工性が良く工期短縮できる。


急傾斜地排水路工事II

工事名:一般国道406号線道路改築(改良)工事
施工場所:群馬県榛名町
発注者:群馬県高崎土木事務所
施工:平成6年9月
使用管種:ダイプラハウエル管1種600φ、800φ

1.工事概要
 一般国道406号線の雨水排水路として、平均約32%の急傾斜にダイプラハウエル管(1種管)を布設した。



2.ダイプラハウエル管の特性 
要 求 性 能
特    性
急斜面での施工法の問題から軽量性が求められた。 管の重量が軽い。φ800(1mたり)
●ダイプラハウエル管(1種)50kg
●ヒューム管(B型)480kg
土砂等の流入に対する耐摩耗性が要求された。 高密度ポリエチレンは耐摩耗性に優れている。
水密性の高い管材を要求された。
ガスケット接合により水密性が高い。
いろいろな角度の曲り管の有るパイプが要求された。 あらゆる角度の曲り管が制作出来る。


廃棄物処分場排水(浸出水・地下排水)

廃棄物最終処分場建設工事

使用管種

ダイプラハウエル管
有孔管 (1) 処分場内浸出水集排水管 (2) 地下集排水管  無孔管:(3) 浸出水導水管

1.工事目的
(1) 浸出水集排水管、竪形集排水管

浸出水を速やかに排除し、また空気を
流通させるものである。

(2) 地下水集排水管

地下水、湧水の排除を目的とする。

(3) 浸出水導水管(無孔管)

処分場から浸出水処理場への導水

2.工事概要
 特徴としては布設状況が高土被りであるため、高強度の管材が必要になる。
浸出水、地下排水共に土中水を集水するために有孔加工、また、底面排水管と法面排水管との接続等において、曲管、分岐管等の多種多様の管を使用する。

3.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
高土被り(40m)に耐える管材を求められた。 管周辺の埋戻し基礎を充分に締固ることにより高土被りに適用できる。
工期の短縮を図りたい。 軽量・長尺(5m)のため施工性が良く工期短縮ができる。
廃棄物から出る浸出水に対して侵されない管材を求められた。 材質が高密度ポリエチレンであるため、浸出水に対して、耐久性を有する。
斜面、遮水シート上での施工性の問題から軽量性が求められた。 管の重量が軽い。φ600(1m当たり)
・ダイプラハウエル管(1種)   25.0kg
・ヒューム管(B型)        271kg
多種にわたる曲りや特殊サイズが必要とされた。 多種多様なサイズの曲管、分岐管等の接続管が製造できる。


貯水槽(タンク・マンホール)

貯水槽設置工事

(1)
工事名:
三っ沢公園球技場芝生フィールド改修工事
 
用途:
芝生養生のための雨水と水道水の貯留
施主: 横浜市緑政局公園部管理課
   

(2)
工事名:
日本平運動公園球技場グランド整備工事
 
用途:
芝生養生のための雨水と水道水の貯留
施主: 清水市都市部公園緑地課
   

(3)
工事名:
清水市一本松公園整備事業
 
用途:
芝生養生のための雨水と水道水の貯留
施主: 清水市都市部公園緑地課
   

1.工事概要
 雨水を貯留する目的であり、設置場所が山間地及び競技場内等の工事規模が制約されるものであり、ダイプラハウエル管が用いられた。

 
2.ダイプラハウエル管の特性 
材料がポリエチレンであるため、耐衝撃性、伸縮性、靭性に優れ、耐震性を有する。
軽量であり、また部材を工場にて一体化させているため、現地作業を大幅に短縮させることが可能である。
軽量であり建設機械の小型化が図れるため、山間部等の車両規制がある現場でも施工可能である。
材料がポリエチレンであるため、耐薬品性に優れ、さらに錆や腐食がなく半永久的に供用が可能である。

競技場内雨水貯留槽設置工事

工事名:三っ沢公園球技場芝生フィールド改修工事
施工場所:横浜市
発注者:横浜市緑政局公園部管理課
施工:平成6年5月~平成6年7月
使用管種:ダイプラハウエル管φ1500

1.工事目的
 本工事は、暗渠管により集水された雨水を地下貯留槽(ダイプラハウエル管)に蓄えて、その貯留雨水を芝生への散水用水として有効利用する事を目的とするものである。

2.工事概要
 本工事は、200tの雨水を貯留する目的で、ダイプラハウエル管φ1500を130m埋設した。
又、完全な水密性を確保するため、管接合部にはすべてポリエチレン溶接を施した。




2.ダイプラハウエル管の特性 
要 求 性 能
特    性
工期の短縮を図りたい。 工場にて1本=10mの長尺管を]製造し現地に搬入した。
肥料及び薬品に対して侵されないこと。 材質が高密度ポリエチレンであるため、農薬及び肥料等の科学薬品に対して、耐久性を有する。

フィールド内のコンティションを崩さないこと。

コンクリート製品に比べて、かなり軽量である。


道路横断管(カルバート工)

高速道路下横断暗渠工事(カルバート工)

工事名:中央高速談合坂IC改良工事
施工場所:山梨県北都留郡 
発注者:日本道路公団
施工:平成11年~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1500

1.工事目的
 本工事は道路築造のための盛土区間において、道路下に設けられる横断暗渠工(カルバート工)である。暗渠は河川の付替を目的とする。


2.工事概要
 現地盤が軟弱地盤であるために、構造物の沈下が予測された。
これに対し、継手部の曲がりと管体の可とう性により沈下に追随する管路としてハウエル管が用いられた。また、最大土被りH=13mという高土被りの暗渠構造物である。


3.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
不等沈下を抑制できる管材を求められた。 軽量であるために管の自重による沈下を抑制できる。
不等沈下に追随できる管材を求められた。  管本体は可とう性に富み、また継手部の曲げにより、不等沈下に適応できる。
工期短縮が可能な管材を求められた。 軽量・長尺であり、また、管と継手が一体構造であるために管の接続が迅速に行え、工期の短縮が図れる。
高盛土(13m )に適応できる管材を求められた。 埋戻し基礎を十分に締固めることにより、高盛土に適 応できる。


道路横断雨水排水路

工事名:3県圃桜木北部地区2工事
施工場所:静岡県掛川市
発注者:静岡県中遠農林事務所
施工:平成2年11月
使用管種:ダイプラハウエル管φ400

1.工事概要
 静岡県桜木北部地区平成3年度県営圃場整備事業において道路横雨水排水路としてダイプハウエル管φ400(1種)を埋設した。本工事の大きさ特徴は管体の布設をすべて人力のみで行った点である。


2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
軟弱地盤であるため不等沈下に対応できる継手性能を要求された。


継手部の許容曲げ角度が大きい。
(呼び径 400)
管 種
許容曲げ角度
ダイプラハウエル管

不等沈下を促進しない軽い管材を要求された。




管の重量が軽い。
(呼び径 400)
管 種
重 量(kg/m)
ダイプラハウエル管
12.5
鉄筋コンクリート管
117.0

工事に使用する道路の遮断期間を少なくするため工期の短縮が必要であった。 管の重量が軽い。
管が長尺である。(5m/1本)
基礎コンクリートが不必要なため養生日数を計画する必要がない。


道路横断管

国道拡幅工事に伴う道路縦断排水工

工事名:国道6号線拡幅工事第2号~第3号
施工場所:福島県 
発注者:東北地方建設局磐城国道工事事務所
施工:平成11年9月~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1500

1.工事目的
本工事は、国道拡幅工事に伴う既設水路の暗渠工として、ダイプラハウエル管が採用されたものである。


2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
沈下に対して、直接基礎で対応可能な管材が求められた。 管材料は靭性に優れ、また継手部の曲がりにより沈下対応できる。
工期短縮可能な管材が求められた。 軽量・長尺であるため工期短縮できる。
コスト縮減可能な管材が求められた。 大きな基礎を必要とせず、施工費を軽減できる。



農業利水水路工事

低コスト化水田農業大区画化圃場整備工事 I

工事名:県営圃場整備事業 潮津地区区画整備工事
施工場所:石川県課加賀市潮津町
発注者:県農林水産部大聖寺土地改良事務所
施工:平成4年10月
使用管種:ダイプラハウエル管φ400~φ600 90°自在支管

1.工事概要
 最近の圃場整備事業において、排水管の地中化工法により圃場面積が拡大され、農道の区画が容易になりました。そして又、圃場珪胖の法面が小さくなり草刈作業の省力化になります。




2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
工期の短縮 管の重量が軽く、長尺の為、作業能率が良い。
道路下に使用の為水密性が必要 ガスケット接合により水密性が高い。
軟弱地につき作業性の優れた資材
軽量で施工性が良い。
  90°自在支管が簡単に取付けられる。


低コスト化水田農業大区画化圃場整備工事 II

工事名:低コスト化水田農業大区画化圃場整備事業(笠木原地区)
施工場所:鹿児島県曽於郡大隅町
発注者:鹿児島県大隅耕地事業所
施工:平成6年11月
使用管種:ダイプラハウエル管φ300~φ500特殊継手加工品

1.工事概要
 基本設計では、塩化ビニール管で設計されていたが実施設計において、ハウエル管の塩化ビニール管に対する、経済性、施工性(扱い易さ)、管特性において同等以上であることを確認され、ハウエル管の採用が決まった。


2.ダイプラハウエル管の特性
ダイプラハウエル管
礎質塩化ビニール管(VU)
軟弱地盤の施工 ●管体の地盤追従性・可撓性に優れるため、地盤の沈下に対応し耐震性にも有利である。 ●管体の可撓性が小さく地盤沈下・不陸等に対応しにくいため施工後、管体の破損が生じる場合がある。
継手性能 ●伸縮可撓性であるため、地盤の沈下・不陸等に対応でき、かつ水密性を確保できる。
●継手部を溶接により接合すれば継手の抜け、外部からの侵入水等の問題がまったくなくなる。
●管の接合は極めて簡単であり特に熱●は要しない。
●ゴムリングによる接合は、抜ける恐れがある。また外部からの侵入水および漏水の問題がある。
●伸縮可撓性に劣るため、地盤沈下・不陸等により、水密性の確保が困難となる場合がある。
●水場接合不可に劣る。
耐久性
●カーボンフラック添加のため紫外線劣化が少ない。
●高密度ポリエチレン製であるため、塩化ビニールと比べて科学的に安定しており、耐摩耗性にも優れる。
●低温特性が良好である。
●耐衝撃性に優れる。
●紫外線劣化等耐焼性に劣る。
●低温特性に劣る。
●耐衝撃性に劣る。
重量 ●φ500で15.8(kg/m)
●φ600で23.2(kg/m)
●φ500で35.3(kg/m)
●φ600で52.7(kg/m)
運搬・施工性 ●製品重量が軽いため、作業がしやすく、口径によっては人力成功が可能である。
●作業人数を削減できる。
●製品重量が重いため運搬・施工性に劣る。
●耐寒性・耐衝撃性に劣るため、運搬・施工中に破損の問題が生じる場合がある。
工期

●軽量・長尺(定尺5m)であるため継手の数が少なく、また製品重量が軽いため、一般的に施工時間は短くなる。

●短尺(定尺4m)であるため継手の数が多くなり、また製品重量が重いため、一般的に施工時間が長くなる。



管更正(パイプインパイプ)工事

工事名:嬬恋幹線道路土工その9
施工場所:群馬県 
発注者:関東農政局嬬恋開拓建設事務所
施工:平成6年~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1200

1.工事概要
 アーチカルバート(φ1500×1500)の更正を目的としてカルバート内にダイプラハウエル管(φ1200)を挿入する。またシールド中込材には発泡モルタルを注入した。



2.ダイプラハウエル管の特性
管体が軽量なため人力施工(小運搬等)が安全、かつ容易に行える。
中込材(モルタル)による管体腐食の問題がない。
継手部は簡単に接合でき、かつ高い水密性を有する。
発進スペースに合わせた管のサイズ(有効長)を提供できる。
軌条高さに合わせたリブを取り付けられる。
他種管材料と比較して工期短縮が図れる。
イニシャルコストだけでなくランニングコストを含めたライフサイクルコストを軽減できる。


管更正工事

工事名:栗賀ゴルフ場内排水管更正工事
施工場所:兵庫県
発注者:栗賀ゴルフ場
施工:平成6年4月
使用管種:ダイプラハウエル管φ800、φ500

1.工事概要
 ゴルフ場内の既設排水管(布設後15年経過)の腐食が進行しフェアウェイの陥没を未然に防ぐため、既設排水管の中にダイプラハウエル管を挿入する。



2.ダイプラハウエル管の特性
採用理由
特 性
キャリー道の痛みを最小限に押さえる事を要求された。 管の重量が軽い。
開削工法は採用出来ない。ゴルフ場の営業をさまたげないようにして工期の短縮を要求された。 管の重量が軽い。
既設排水管の軸方向のズレのため挿入管の柔軟性を必要とされた。 管の材質自体の可撓性と接合性の許容曲げ角度により対応出来る。
接合部の止水性が要求された. 継手部の許容曲げ角度が大きい。


軟弱地盤排水

農用道カルバート工

工事名:県営白神地区一般農道整備事業白神一農第3号 
施工場所:青森県深浦町 
発注者:青森県 西農村整備事務所
施工:平成12年7月~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1800

1.工事目的
本工事は、農道下のカルバート工として、ダイプラハウエル管が採用されたものである。軟弱地盤による沈下に対して、杭等の支持を用いず、直接基礎で施工を行った。地盤の沈下に対しては、管体自体の変形能力と継手で対応する。従来の「剛構造」から「柔構造」へ発想の転換を行った一例である。


2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
沈下に対して、直接基礎で対応可能 (支持杭不要)な管材を求められた。 管材料は靭性に優れ、また継手部の曲がりにより沈下対応できる。
工期短縮可能な管材が求められた。  軽量・長尺であるため工期短縮できる。
高盛土に対応できる管材を求められた。 撓み性の管材であるため外圧が管全周にわたって均等化できる。
コスト縮減可能な管材が求められた。 大きな基礎を必要とせず、施工費を軽減きる。

軟弱地盤における施工例 II

工事名:間木~百石線等改良舗装工事(雨水排水管路)
施工場所:青森県上北郡下田町字高田地内
発注者:青森県下田町
施工:平成6年11月
使用管種:ダイプラハウエル管φ900

1.工事概要
間木~百石線等改良舗装工事に伴う雨水排水管路としてハウエル管φ900を630m布設した。
軟弱地盤においてハウエル管を使用する場合のジオテキスタイル(ネトロンシート)と砕石を用いて基礎工法の一例である。



2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
軟弱地盤のため沈下を促進しない軽い管材を要求された。(地盤改良の軽減) 管体が軽量である。
φ900 ハウエル管 62.8kg/m
ヒューム管 625.0kg/m
工期短縮が要求された。  管体が軽量である。
管体が長尺である。(5m/1本)
基礎コンクリートが不必要なため養生日数を計画する必要がない。
施工費の軽減。 設計条件からヒューム管、ボックスカルバートと比較して、支持杭を必要としないため、施工費を大幅に軽減できる。
軟弱地盤であるため管耐に可とう性が要求された。 管材質がポリエチレンであるためヒューム管と比較して、可とう性に優れる。


軟弱地盤における施工例

1.ネトロンシート敷網工法による基礎工法
工事名:県営橋梁架換工事
施工場所:千葉県印旛郡
発注者:千葉県印旛郡土木事務所
施工:平成5年
使用管種:ダイプラハウエル管φ1200
 



2.ネトロンシート敷網工法による基礎工法
工事名:県営圃場整備事業浜岡地区2工事1~4工区
施工場所:静岡県浜岡町
発注者:静岡県中遠農林事務所
施工:平成5年1月
使用管種:ダイプラハウエル管
 





樋管

プラスチック製樋管工

工事名:西蓮寺第二排水樋管改築工事
施工場所:茨城県行方郡玉造町
発注者:建設省 露ヶ浦工事事務所
施工:平成3年7月
使用管種:ダイプラハウエル管φ1500
施工延長:18m

1.工事概要
 従来の樋管は軟弱層を貫く杭基礎等で支持されたコンクリート構造である為、構造物と地盤との不等沈下等により樋管底版下面の空洞化、管体クラック等が問題となっている。



2.本工法の特徴
(1)フレキシブルな構造空洞ができない。
(2)管路が一体構造で止水性が良い。
(3)管体が軽量である。
(4)管体を工場で製造するため、現場作業が少なく工期短縮が図れる。
(5)高密度ポリエチレン性である為、耐薬品性、耐触性にすぐれる。


海洋深層水取水管

深層海水取水パイプライン

工事名:近畿大学富山水産研究所 取水排水設備工事
施工場所:富山県新湊市
発注者:近畿大学
施工:五洋建設株式会社
使用管種:ダイプラハウエル管
φ450、φ500、φ600、φ700、φ900

1.工事概要
a)目的
深海部の低温でかつ栄養塩が豊富な深層水と表層水を汲み上げ、混合することにより肥汰化した海水を作り出す。
これらの深層水と表層水の特性を利用して水産増養殖に役立てるため、深層水と表層水を研究所に供給する取水管を敷設する。





2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
海水による腐食に対応できる管材を要求された。 素材が高密度ポリエチレンであるため耐腐食性に優れている。
海中の生物付着に対応できる管材を要求された。 素材が高密度ポリエチレンであるため海中の生物付着が少ない。
水密性の高い管材を要求された。
管体を溶接・フランジで接合するため接合部の水密性が高い。
沖合の海水を汲み上げる際に、温度変化を与えない管材を要求された。 素材が高密度ポリエチレンであるため断熱性に優れている。


工場内排水管

既設排水管老朽化に伴う改修工事

工事名:構内排水配管更新工事
施工場所:茨城件取手市キリンビール(株)取手工場内
発注者:キリンビール(株)
施工:平成9年~
使用管種:ダイプラハウエル管φ1000

1.工事目的
 ガラス瓶洗浄廃液の排水管として使用されていた既設ヒューム管が老朽化したため、これを耐薬品性に優れるダイプラハウエル管へと改修するものである。


2.工事概要
 本工事の大きな特徴は多数の屈曲に様々な役物を使用したことであり、曲点のマンホール数を減らすことで、工期の短縮を図ることができた。


3.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
耐薬品性を求められた。
( 維持費の省力化)
材質がポリエチレンであるために、廃液に含まれる酸・アルカリ等の化学薬品に対して耐久性を有し、錆や腐食がなく半永久的に供用可能である。
工期短縮可能な管材が求められた。 軽量・長尺であるため工期短縮できる。また屈曲部に役物を設置することによりマンホールの数を減らすことができる。
曲管等の役物の加工性を求められた。 ポリエチレンは溶着が可能であり、切断も容易であるため自由な角度の曲管が製作でき、加工性に優れている。


施設内排水管路

工事名:県央水質浄化センター建設工事
施工場所:群馬県玉村町
発注者:日本下水道事業団
施工:平成4年7月
使用管種:ダイプラハウエル管φ500(1種)
延長:130m

1.工事概要
 センター内の雨水圧送管の設置事業においてダイプラハウエル管(φ500)1種管を布設した。本工事の大きな特徴は管路の布設を全て人力で行なうとともに、多種にわたる管・部材を使用した点である。



2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
流量特性の良い管材が求められた。 粗度係数が小さいN=0.010
既存の施設を避けての埋設のため管路が複雑化し、多種にわたる曲がりや特殊サイズが必要とされた。 ●サイズを自由に加工できる。
●曲がり管等も自由に設計できる。
●フランジ加工で他種管との接続も容易。
重機の入りにくい現場で人力施工が行なえる事を要求された。 軽量で人力施工が可能。
道路を遮断する為工期短縮を要求された。 軽量・長尺で施工が早い。


高速道路

道の駅造成に伴う道路拡幅による国道下横断管

工事名:道の駅「石神の岡」改良工事
施工場所:岩手県盛岡市 
発注者:国土交通省東北地方整備局岩手工事事務所
施工:平成12年7月
使用管種:ダイプラハウエル管φ1800

1.工事概要
  道の駅造成のために盛土を行う。これに伴い、既設土側溝をダイプラハウエル管φ1800を用いて暗渠化し、盛土内を流下させる。               
また、工期制限より砕石基礎とするダイプラハウエル管の施工性が求められ、採用されたことも特徴の一つである。

2.ダイプラハウエル管の特性
他種管材料と比較して工期短縮が図れる。
管体が軽量なため人力施工(小運搬等)が安全、かつ容易に行える。
継手部は簡単に接合でき、かつ高い水密性を有する。
管周辺基礎(砕石)を充分転圧することで高盛土に対応できる。
イニシャルコストだけでなくランニングコストを含めたライフサイクルコストを軽減できる。

高速道路拡幅工事における排水路
高速道路拡幅工事における排水路

工事名:東名高速道路(改築)伊勢原東工事
施工場所:神奈川県伊勢原市 
発注者:JH日本道路公団 厚木工事事務所
施工:平成5年12月
使用管種:ダイプラハウエル管(2種)φ400
延長:105m

1.工事概要
 東名高速道路(改築)工事における、切土部地下排水管としてダイプハウエル管(2種)を布設した。

2.工事概要
 本工事の大きな特徴は最大土被り20mの高土被り下のカルバート工という点であり、また、補強土壁工との複合も特徴の一つである。


3.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
高速道路供用中の拡幅工事のため、施工場所が狭く限られているため管材の小運搬作業の軽減化及び施工機械の小型化を図るため。 管の重量が軽い。φ400(1m当り)
●ダイプラハウエル管(2種) 13.8kg
●硬質塩化ビニル管(VU) 23.0kg
●遠心力鉄筋コンクリート管 126.0kg
高い水密性が求められた。 ガスケット接合により水密性が高い。
工期短縮を図りたい。 軽量、長尺の為施工性がよく工期短縮ができる。


林道

農道下カルバート工(補強盛土工)

工事名:10奥久慈農用道横断管渠工 
施工場所:茨城県久慈郡大子町地内 
発注者:緑資源公団 奥久慈建設事業所 
施工:平成10年~11年
使用管種:ダイプラハウエル管φ600~1500

1.工事目的
農業用道路建設に伴う道路横断工として雨水を排水する目的でダイプラハウエル管を設置した。


2.工事概要
 本工事の大きな特徴は最大土被り20mの高土被り下のカルバート工という点であり、また、補強土壁工との複合も特徴の一つである。

3.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
高盛土(20m )に適応できる管材を求められた。 管の埋戻し基礎を十分に締固めることにより、 高盛土に適応できる。
工期短縮を図かり、また、急傾斜における施工性を求められた。 軽量・長尺であるため工期短縮でき、傾斜地での設置に有利である。
耐久性(耐衝撃性・耐摩耗性)が求められた。 材質がポリエチレンであるために、流木・流石等の衝撃に強く、また耐摩耗性にも優れる。


伏越工

伏越し工事(河川改良工事)I

工事名:高松川改良工事
施工場所:秋田県湯沢市高松地内
発注者:秋田県雄勝土木事務所
施工:株式会社山脇組
使用管種:ダイプラハウエル管第1種φ800

1.工事概要
 秋田県湯沢市内高松川伏越し工事にダイプラハウエル管第1種φ800を190m布設した。

2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
腐蝕しない製品が求められた。 管材が高蜜度ポリエチレンである為、耐腐蝕性に優れている。
据え付け場所により軽量で人力施工が求められた。 管の重量が軽い。
水密性が求められた。
ジョイント部が特殊ガスケット製である為、止水性に優れている。


伏越し工事(シールド工事における二次覆工管)II
伏越し工事(シールド工事における二次覆工管)II

工事名:中川流域下水道中川幹線管梁築造4工区5号工事
施工場所:埼玉県松伏町~吉川町(中川横断)
発注者:埼玉県中川下水道事務所
施工:平成4年8月
使用管種:ダイプラハウエル管(特殊)φ800
延長:374m(187m2列)

1.工事概要
 利根川の支流、埼玉県中川において、シールド工法により、伏越し排水管として、ダイプラハウエル管(特殊)を2系列布設した。

伏越し
下水道管の布設において、河川、鉄道、ガス管などが管路の障害物となる際に用いる方法。
障害物の両側に垂直な伏越し室を設け、障害物の下を通して伏越し室間を管梁で結ぶ構造。
伏越し管梁は、一般に複数とする。


2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
シールドセグメント(内径1944mm)に2列配管施工するため、人力施工が安全にでき小運搬が容易であるため。 管の重量が軽い。φ800(1m当り)
●ダイプラハウエル管(特殊) 39.2kg
●強化プラスチック複合管 90.0kg
●遠心力鉄筋コンクリート管 481.5kg
セグミントと管梁の間隙を発泡モルタルなどで充填するため、高い水密性が求められた。 ガスケット接合により水密性が高い。
2m管など定尺(5m)変更の管が製造できるため。
定尺は5mであるが、2m管など自由に製造ができる。
工事費の軽減
工期短縮を図りたい 。
軽量、長尺の為施工性がよく、かつ安全確実で工費が安く、工期短縮ができる。


シールド二次覆工

シールド二次覆工(管挿入工)

工事名:中川流域下水道中川幹線管渠築造4工区5号工事 
施工場所:埼玉県松伏町~吉川町(中川横断) 
発注者:埼玉県中川下水道事務所
施工:平成4年3月~
使用管種:ダイプラハウエル管φ800

1.工事概要
埼玉県中川を横断する下水道シールド二次覆工として既設シールド(φ1944)内にダイプラハウエル管(φ800)を2系列設置した。またシールド中込材には発砲モルタルを使用した。

2.ダイプラハウエル管の特性
継手部に可撓性を有するため直管でシールドの曲率(R=200m)に対応できる。
管体が軽量なため人力施工(小運搬等)が安全、かつ容易に行える。
中込材(モルタル)による管体腐食の問題がない。
継手部は簡単に接合でき、かつ高い水密性を有する。
発進縦坑に合わせた管のサイズ(有効長)を提供できる。
他種管材料と比較して工期短縮が図れる。
イニシャルコストだけでなくランニングコストを含めたライフサイクルコストを軽減できる。


伏越し工事(シールド工事における二次覆工管)II

工事名:中川流域下水道中川幹線管梁築造4工区5号工事
施工場所:埼玉県松伏町~吉川町(中川横断)
発注者:埼玉県中川下水道事務所
施工:平成4年8月
使用管種:ダイプラハウエル管(特殊)φ800
延長:374m(187m2列)

1.工事概要
 利根川の支流、埼玉県中川において、シールド工法により、伏越し排水管として、ダイプラハウエル管(特殊)を2系列布設した。

伏越し
下水道管の布設において、河川、鉄道、ガス管などが管路の障害物となる際に用いる方法。
障害物の両側に垂直な伏越し室を設け、障害物の下を通して伏越し室間を管梁で結ぶ構造。
伏越し管梁は、一般に複数とする。


2.ダイプラハウエル管の特性
要 求 性 能
特    性
シールドセグメント(内径1944mm)に2列配管施工するため、人力施工が安全にでき小運搬が容易であるため。 管の重量が軽い。φ800(1m当り)
●ダイプラハウエル管(特殊) 39.2kg
●強化プラスチック複合管 90.0kg
●遠心力鉄筋コンクリート管 481.5kg
セグミントと管梁の間隙を発泡モルタルなどで充填するため、高い水密性が求められた。 ガスケット接合により水密性が高い。
2m管など定尺(5m)変更の管が製造できるため。
定尺は5mであるが、2m管など自由に製造ができる。
工事費の軽減
工期短縮を図りたい 。
軽量、長尺の為施工性がよく、かつ安全確実で工費が安く、工期短縮ができる。


 

 特 長
 継 手
 規 格
 施工例
 

 特 長
 継 手
 規 格
 施工例
 

 外圧管 規格
 内圧管 規格

 
ダイプラハウエル管の沿革
 

 

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